劇場版AIR、観て来ました。

4名で行き、朝のうちに整理券に引き換え。まだ上映まで4時間ある状態だったのに、すでに整理番号は「6」�堯福②◆�;)
待ち時間に、世界遺産の写真展を。絶景と言うか、こんなにも美しい光景が世界中にあるのだなぁ。行きたい。とりあえず京都とか奈良とか。
昼飯はやたら柔らかい肉のランチを。赤ワインも美味。映画館もアメリカ村だし、オタク濃度薄いよ。


ここからネタバレ注意。


映画の内容ですが、AIRをアレンジした上で映画化したものと考えれば、なかなかのレベルじゃなかったかと思います。
やたら眩しいとか、背景の効果線とか、止め絵が多かったような演出が気になったけど。歌がぶち切りで編集されていたことも気になったけど。
押せ押せな観鈴ちんも許す。可愛かったから。
ゲームには号泣したけど、映画は少し泣けた。これは時間的制約が大きいかと思います。3時間くらいの上映時間だったらよかったかも。無理か。
ただかなり残念なのが、「そら」の扱い。個人的には、この作品において「そら」がかなり重要な位置付けを担っていると思う。なので、もともとのゲームでの時間軸の表現を、映画に盛り込むのは非常に難しいことだと思うけど、そこをなんとか頑張ってもらいたかったなぁ。
神奈と柳也の関係の描き方は、短い時間に凝縮されていてよかったと思う。裏葉の影が薄いけど……法術使いの血はどうして受け継がれていったのか。
結局これでは呪いが解けたのか分からないし……せっかくエンドロールに画像を入れるスペースがあったのだから、そこで何かほのめかすような絵が欲しかった。たとえば、ゲームのラストであった、夕焼けの海の二人の子供とか。


とつらつら書いてきたけど、短い時間の中に、それなりの要素を盛り込めていたと思う。原作そのままの映画と期待しているとつらいかも知れない。
映画化する際には何らかのアレンジは仕方ない。その中で表現すべき要素を搾り込んで、破綻なく作成されていた映画ではないかと思います。


売店にコスプレ用の制服が売られていて、かなり心動かされた……