不特定多数の中の特定少数。

帰ってきたらちょうど、京都を舞台としたミステリードラマの佳境。
筋はさっぱりわからないけど、新聞記者が、家を出て行方がわからなくなっている人に向けて、決意を促すためにコラムを書くシーンでした。


不特定多数に向けて書かれる文章だけど、その書き手は同時に、特定の少数の読み手をイメージしている。
きっと当たり前のことなんだろうけど、これって、ネットで日記を書いている人の多数にあてはまるのだろうなぁ、と思った。
発信元が少数の新聞と、それこそ誰でも発信者になれるネットの日記とは、次元は違うのだろうけど。


自分自身もそうだなぁ。読んでもらえたら嬉しいなぁ、って思う人たちがいる。
逆に、私を読み手の一人として想定してくれている(と勝手に私が思い込んでいる)人たちの期待に、応えられているだろうか。
などと、風呂に入りながら思った、風邪の夜。
早く寝よう。ホットミルクでも飲んで。