多分あまりよくないことなのではないかと思う。

春になり、日曜朝の早起きがなんとなく定着してしまった。で、『題名のない音楽会21』を見たりして、やや愕然とした。今日は歌舞伎とオーケストラの競演と言う趣向。
まず、歌舞伎の唄が演じられ、次に同じ曲をオーケストラのソプラノソロにアレンジした演目があったのですが……私の耳には後者の方が心地よく、聴きなれたもののように届いた。
いや、もちろんオーケストラの演奏に抵抗がないというのはいいことだと思うんだけど、日本人としては、オーケストラ以上に歌舞伎の方を心地よく感じるのが本来じゃないか? とか感じたのでした。
つまりそれだけ私は、歌舞伎などの邦楽を耳にしていない、そして西洋音楽の方を多く聴いているということなんだなぁ……他の文化に触れるのはもちろん大事だけど、まず自文化にしっかり触れていきたいと思った。CDとかあるかなぁ。